広告は廃れつつある

広告主と消費者

僕は、広告宣伝のデザインを仕事していますが、この仕事、どうやら今までと同じ思考では通用しないようです。
まぁ元々、広告宣伝の世界は変化の連続ですが。

アメリカ、イギリス、オーストラリアで実施された消費者調査結果によると・・・

  1. 企業側は、過剰なマーケティングメッセージは、13%ほどであると考えているのに対して、消費者側は、企業から受け取るメッセージの85%はスパムと感じている。
  2. 企業側が、マーケティングメッセージの81%は、適切で有効だと考えているのとは対照的に、消費者の84%が、起業からのメッセージはまったく役に立たないと答えている!

つまり、広告主と消費者の間には、衝撃的なずれがでてきたのです。

消費者が主導権を握った

Facebook、Instagram、LINE、Google広告、ヤフー広告・・・ネット広告が急成長していますが、消費者の多くは嫌がっているのですね。

広告主としては便利な時代になりました。

AIで消費者の検索動向に応じた広告を出せるのですから。

AIによって消費者にぴったりの広告をタイミングよく見せることができるのです。

でも冒頭でご案内したように、そのほとんどは嫌がられて無視されています。

簡単に広告を見せれる反面、簡単にスルーされているのです。

ここに気づいていない企業は、広告費をじゃんじゃん捨てていることになります。

こうなると、広告の主導権は消費者が握ったのと同じ。

これからは人間中心

企業はどうするべきか。

僕のように広告デザイナーはどうすれば?

マーク・W・シェイファーはこのように言っています。

これからは、『ヒューマン・マーケティング』だと。

つまり、人間中心のマーケティングをやろうというわけです。

  1. 顧客が嫌がることをやめよう。
  2. 顧客に思いやりをもとう。
  3. 顧客は企業の所有物ではない。
  4. 妨害や邪魔をしてはならない。
  5. 全ての行動において信頼を得る。
  6. 自分たちにファンのファンになる。
  7. 不信感は徹底的な誠実さで乗り切る。
  8. 顧客のコミュニティの一員になる。
  9. マーケティングは顧客の「なぜ」を語ろう。
  10. 最も人間らしい企業が勝つ

こんなことを言っていますが、ほとんど当たり前の事を言っていますよね。

人として当たり前のことを理解して当たり前のごとく行動していく。

これが、これからの時代、企業が生き乗る姿勢なのじゃないでしょうか?

僕はそのように捉えました。

特に⑩最も人間らしい企業が勝つここかな。

表現がおおざっぱですが、汚い大人の世界に染まらずに、純粋な子供のような心で、クライアント、エンドユーザーのために広告宣伝の制作をやっていこうと思います。

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