日本の倒産件数
恐縮ですが、あなたのビジネスまたは会社は、もしや行き詰まってはいないでしょうでしょうか?
新しい会社であれ、老舗の会社であれ、予想通りに計画通りにビジネスが成長していなければ、それは「行き詰まって」います。
株式会社帝国データバンク(TDB)によると、2023年度の倒産件数は8,881件で、前年度から2,082件増えています。
これは2年連続で前年度を上回り、2014年度(9,044件)以来の9年ぶりの高水準です。
そして、2024年の倒産件数は、11年ぶりとなる1万件台に達するとみられています。
なんとコロナ禍よりも、アフターコロナの方が倒産件数が多いのです。
こんなニュースを聞いていると暗くなるので耳を塞ぎたくなりますね・・・
ですが、これは対岸の火事ではありません。
自分の会社に置き換えて、同じようにならない対策が必要です。
Grow or die(成長なくば死)
全米No.1コンサルタントのジェイ・エイブラハムは言います。
行き詰まるとは、どんな気分でしょうか。
ストレス、不安、苛立ち。
時間だけは過ぎていくのに何も変わらないという焦り。
キャッシュフローや給料の支払いといった喜べない問題に時間をとられる。
まるで指先だけで崖からぶら下がっているような気分。もっとプラスのレバレッジを生む活動に時間をかけたいのに、何をするのが一番賢明なのか判断できない。
アイデアはあっても、何から手をつけていいのか、どうやって具体化したらいいのかわからない。
わかっていたとしても、日々の危機的事態に忙殺され、戦略的な仕事に向ける気力も湧いてこない。
それができればその閉塞した空気から抜け出し、次の段階に進めるのに。
収益は底をつき、広告の効果は乏しく、顧客は振り向かず、利幅は圧迫される。
見通しは暗い。『逆境を飛躍に変えるマーケティング戦略』ジェイ・エイブラハムより
これを見て「あー自分のことだ」と思われたら、続きを読んでくださいね。
打開策
行き詰まった状況を打開する方法は、マーケティング方法を変えることです。
どんなに良い商品・サービスでも、お客さんが来なければ何も始まらないからです。
ほとんどのビジネスは既に良い商品・サービスがあるので、あとはどうやってお客さんを集めるかです。
日本の経営者の方は、職人気質があるため、商品・サービスをもっと磨けば集客できると思っている人が多いです。
あと、お店をきれいにしたりとか、便利なシステムを導入したりとかもよくやりますよね。
ですが、お店をきれいにしても、便利なシステムを導入しても、商品・サービスをさらに磨いても、お客さんに伝わらなければ集客できないためキャッシュも増えません。
ほとんどのことは、集客してキャッシュを手に入れてからでも遅くはありません。
集客してキャッシュを増やせば、商品開発もできるし、人材育成もできるし、さまざまな経費も増やせますよね。
わざわざ、銀行にお金借りて借金を作る前にやることはある。
口酸っぱく言いますが、行き詰まった状況を打開する方法は、マーケティングです。
「既にマーケティングやっているわ」と言われそうですが、果たしてそうでしょうか?
大部分は、ホームページを作ったり、SNSをやったり、ECサイトに登録したり、新しいツールを使っておしまいです。
それは「戦術」であって「戦略」ではありません。
「戦術」だけ変えて一時的に売上が上がっても、本質的には打開できません。
本来のマーケティングは、「戦略」を立てた上で「戦術」を利用していきます。
戦略を立てるとはどうゆうことか?
集客状況を数字で表して、その数字を元に対策を検討して、検討した結果を元に戦術を利用することです。
とてもシンプルです。
そして、シンプルですが実際にやるとなると難しいです。
だから、多くの経営者は頭を抱えているんじゃないかと思います。
集客サポート
私が自動車販売会社に勤めていた時の話。
新車部から中古車部に異動になった時、年間販売台数は550台ほどでした。
会社は新車販売がメインのため、中古車販売をしても社員は良い待遇を得られません。
そのため、社員も中古車販売を嫌がります。
そんな話はタブーなので大きな声で言えませんが事実そうだったため、年間販売台数は伸びなかったのです。
そんな厳しい社内環境の中で、私は中古車部に異動となりました。
私はマーケティングを一から練り直して実践していき、6年連続で前年超えをして最終的には900台超えで会社創立以来の販売台数になりました。
台あたり100万円だとすると350台以上増えたので、単純計算で3億5千万円ほど売上を改善できました。
戦略・戦術がすべて私の考案によるものだというほど思い上がってはいません。
ですが、小手先の戦術だけではここまで売上を伸ばすことはできなかったと思います。
ビジネスの行き詰まりを打開する方法は、戦略を立てた上で戦術を利用するマーケティングです。
PS.
マーケティングを内製化するためには、今いる社員を育成するか増やすしかありません。
そうすると人件費もかかり月日もかかります。
1日でも早くマーケテイングを稼働させて、行き詰まりを打開したい方は、ぜひお声がけください。
ご相談は無料なのでお気軽に。
詳しくはこちら
↓
https://a-writing.com/marketing/