破産した

本当のはなし

朝、出勤したら会社がつぶれていた。

これ、珍しい話ではないそうです。

実際、青森県のランドマーク的存在として愛されてきた老舗の百貨店が、突然と閉店する話がありました。

出勤した従業員は、朝礼で破産と解雇を告げられたそうです。

その後、同日中に私物を撤去するよう伝えられ、午前中に百貨店を後にして涙を流しました。

従業員だけではなく、商品を納入していた取引先業者も、商品を引き揚げに来て支払いはないまま泣き寝入り。

もちろん、経営者も存続の努力はしていたはずですが、どうすることできななくなった最終判断だったのでしょう。

人ごとじゃない

この話を聞いた僕は人ごとではないと感じました。

大企業ならともかく、中小企業や個人事業主にとって、仕事がなくなるなんていつ起きてもおかしくありません。

  • 取引している人から仕事の依頼がなくなる。
  • いつも買ってくれていたお客さんが買わなくなる。
  • 新しいお客さんが増えなくなる

一つや二つ、すでに経験したこある方もいると思います。

こんなネガティブな話は想像もしたくありませんが、僕たち経営者は最悪の事態にも備えなければなりません。

ビジネスにおいて1は最悪の数字

マーケティング界の権威、ダン・S・ケネディはいいます。

ビジネスにおいて1は最悪の数字

その1が無くなったら0になるからです。

これは「ビジネスは不測の事態はつき物で、それに対するリスクヘッジは怠るなよ」といったダン・S・ケネディからの警告です。

  • 集客する媒体が一つ
  • 頼れる取引先が一つ
  • 売上を上げる商品が一つ

これ、めちゃヤバい状態です。

毎日、本業をこなすことが精一杯で、忘れがちかもしれませんが、経営を存続させてこそ商売。

家族を守るため、従業員を守るため、取引先を守るため、そして自分を守るため。

そのために、集客媒体、取引先、商品を複数にしていきませんか?

PS.
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