戦術よりも戦略
前回は、『小さな会社がマーケティングに失敗するパターン』についてお送りしました。
では、失敗の原因はどこにあったのでしょうか?その原因は「戦略」がよりも「戦術」を優先していることです。一言で「戦略」と言っても人によって解釈が異なります。経営学者“ジェイ・B・バーニー”は、“戦略の意味はほんの著者の数だけある”と言います。それくらい人によって受け止め方が違うんですね。
僕がお伝えする「戦略」は“目に見えない指針”と定義します。誰を対象のお客さんとして、自社の強みは何か?、どのような過程でお客さんを獲得していくのか?という定義とします。
一方で、戦略は、目に見える方法です。ホームページ、LP(ランディングページ)、フェイスブック、インスタ、X、チラシ、DM・・・全て戦術です。
前回お伝えした「失敗するパターン」は何が悪かったのでしょうか?それは、戦略がないまま目先の戦術で解決しようとしたことです。
マーケティングでは、よく魚釣りで例えられます。どんなに高級な釣竿を使っても、魚がいない池で釣りをしても釣れませんよね?ここいう釣竿は「戦術」。池が「戦略」です。釣竿(戦術)よりも、魚がいる池(戦略)で、釣り(ビジネス)をすべきですよね。まずはここです。まずは「戦略」なのです。
大企業は、資金があるので、魚の少ない池でも魚が釣れてしまいます(例えば釣りをする人をたくさん用意する)ですが、小さな会社は、ぜんぜん話が変わります。成果があがらない時は、まず「戦略」から見直しが重要になります。
to be continued
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