顧客とつねに連絡を取る
ジョー・ジラードは、ギネス世界記録に「世界一のセールスマン」として載っている。
彼は、1963年から1978年のあいだに、シボレーの販売代理店で1万3,000台を超える車を販売した。
この数値は驚異的だ。
1日平均6台の車を売ったことになる。彼一人で北米の95%の代理店よりも多くの車を販売したのだ。
信じられないことに、大口取引なしで一度に1台ずつ販売していた。
成功の秘訣は何だったのか?
一生懸命働くことや相手に好かれることなど、いくつか挙げられるが、それと同じ資質を持ったセールスマンはたくさんいるはずだ。
彼がやった他とは一線を画すことの1つは、顧客とつねに連絡を取ることだった。
彼は自分の顧客リストに載っている顧客の1人1人に毎月グリーティングカードを送った。
1月は新年を祝うカード、2月はバレンタインカード、これを毎月毎年続けた。
すると、車が必要になったとき、誰がのことが一番最初に思い浮かぶだろうか?
キャリアが10年になるころには、売上の3分の2はリピーター客からもたらされるようになっていた。
一般的にセールスマンの50%は1回接触しただけで諦め、65%は2回目で諦め、79.8%は3回目で諦めてしまうという。
農家が種をまいたあと、水やりを一度や二度で拒否したらどうなるかを想像してみてほしい。
豊作になるだろうか?
まずそれはないだろう。
『DotComSecrets』ラッセル・ブランソン より
ふるいにかける
以前、3回送れ!というブログを書きました。
3回DMを送ることで、反応率がめちゃ上がるという3ステップという手法です。
今回の「世界一のセールスマンの秘密」は、ある意味3ステップとよく似ています。
つまり、1回セールスしただけ諦めるなよってことだと思う。
競合の多い中で勝ち残っていくためには、少々図太さが必要かと。
今のご時世、しつこいとウザいとか言われるので、状況に応じて判断も必要だと思います。
だけど、僕たち個人事業主や中小企業は、家族のため、従業員のために、仕事をとらないと養っていけません。
ウザがれるのを怖がっていられない。
3回くらい連絡したぐらいで、ウザいと思われる人には、今後はお付き合いをしなければいい。
“ふるいにかける”ようなもんで、自分と相性の良い人だけ残っていくから、かえって好都合かもしれない。
ちょっと冷たいようですが、それくらいの気持ちでいないと、何度も連絡することに躊躇してしまうし、お客さんが離れた際に気落ちしてしまうかもしれません。
生身の人間だから、メンタルもやられます。
特に僕なんかは、ちびまる子ちゃんに出てくる山根くんのように胃腸が弱いので、キュ〜〜と胃が痛くなってしまいます。
自分のため
ジョー・ジラードのように、グリーティングカードも素敵ですが、今の時代だと、ブログやメルマガやSNSでも良いと思います。
とにかく、自分を忘られないように、何らかの方法で絆づくりができればいいんじゃないかなぁと。
と言っても、ブログやメルマガは、まぁほとんどの人は見てません。
悲しいですが、開封すらしない人の方が多い・・・あぁああ・・・。
「あんただけやろ」って言われるかもしれませんが、一般的に開封率は50%未満と言われています。
(ちなみに開封されなくても、件名に名前が出るからそれだけでも効果あり。あーまたメール来たわと)
だったら、ブログやメルマガなんてやらんだらええやんと言われそうですが、究極は自分のためだと思います。
ブログやメルマガでは、業界の専門的な情報を伝えることがあります。
だけど、知識は限界があるので継続的な学習が必要になります。
つまり、ブログやメルマガを書くために学習するきっかけを作れます。
また、学んだことを人に伝えることで、学習内容がより身につくので一石二鳥(^_^)
PS.
もし、あなたが、世界一のセールスマンのジョー・ジラードのように、
顧客とつねに連絡をとって、売上をあげたいと思われたら、これオススメ。