よくある典型的な間違い
物を売る。サービスを売る。
そのためには広告を出して集客しないといけませんよね。
でも、どこに広告だせばいいの?て悩んだりしませんか?
今の時代はネット広告を思いつく方が多いかと。
Facebook、Instagram、Google、Yahoo!、YouTube・・・
ネットにはいろんな広告媒体があります。
もちろんネットだけじゃありません。
新聞折込チラシなど、紙媒体もスゴく効果があります。
なので、「どこに出せばいいの?」「どこに出せば売れるの?」と考えられるのは良く分かりますが、これは、よくある典型的な間違いなので気をつけてください。
3M
ダイレクト・マーケティングの世界的権威であるダンケネディは、広告には、
- Message・メッセージ
- Market・マーケット
- Media・メディア
の3つの要素(3M)があって、これが一致したときにすごく成果が出るといっています。
これを分かりやすく言い換えると
- メッセージ=伝える内容
- マーケット=お客さん
- メディア=伝える手段・媒体・広告媒体
ということです。
ダンケネディは良く言っていますが、ほとんどの経営者が間違えるのは、最初に③メディア・媒体のことばかり考えてしまいます。
例えば、
- 「DMはダメや、DMは使えん」
- 「acebook広告をちょっとやってみて集客できないだから「Facebook広告はもう古いわ、、、」
なんて早とちりします。
ちょっと落ち着いて考えてくださいね。
そのDMで、そのFacebook広告で、チラシで集客できてる会社はあります
要するに「①Message」が売れるメッセージになっていないと、それをどんな媒体に流しても、集客もできなければ何かが売れることもありません。
極端な例ですが、メッセージが「ウチの栄養ドリンクは他社と変わらない普通のものです」みたいなメッセージだとすると、Facebookで見ようが、DMで見ようが、全く反応しませんよね。
でも、ちゃんと商品の良さを伝えられるメッセージで、「弊社の栄養ドリンクは集中力が上がるので仕事前に最適です」みたいな感じだとすると、集中力で悩んでいるビジネスパーソンは反応する可能性があります。
それがFacebookだろうがDMだろうがです。
売れるメッセージは端的に言うとお客さんの悩みを解決できます!と言う内容です。
なので、そのメッセージがFacebookなのかDMなのか関係ありません。
なので売れるメッセージができると、どんな媒体でも集客できるように反応が取れるようになります。
順番が大切
もちろん、③Media・媒体も大切で、反応の良い媒体、悪い媒体は出てきます。
それは悩みを持ってる人が見る媒体なのかどうかです。
若者向けのメッセージを新聞広告に載せても、おそらく反応は小さいでしょう。
高齢者向けのメッセージをInstagramに載せても、おそらく反応は小さい・・・反応ないかも・・・
でも、中核となるのは①Message・メッセージです。
メッセージが良ければ、反応が取れます。
だから、いろんな媒体に展開していくことができます。
メッセージの工夫をせずにどこに広告を出せば良いの?と考えるのは本末転倒だよ。とダンケネディは言っています。
どこに出すか?というのは、売れるメッセージが出来てから考えるべきことです。
売れないメッセージをどれだけ経費をかけて出しても売れないもんは売れないからです。
伝える手段でなく、まず伝える中身が重要です。
中身が良くなったら、次に手段のことを考えていきます。
この順番が逆だと、めちゃ経費を損しますし、本来うまくいくはずの宣伝活動を「これはダメや・・・」と勘違いしたり・・・
経営者のみなさま、どうぞ気を付けてくださいね。






