From:エーライティング
ATTENTION!
今日のメールは、
見る人によっては不快に思うかも
しれません。
というのも、
今回のメールでお話するのは
端的に言うと、
詐欺でも頻繁に使われる
心理テクニックを応用した
セールス方法だからです。
ですが、
僕のメールを読んでくれている
あなたならきっと、
僕が伝えたいことを
正しく理解してくれると信じて
お話します。
振り込め詐欺
さて、、、
振り込め詐欺はご存知でしょう。
警察庁の発表によると、
去年の振り込め詐欺被害件数は
18000件以上にのぼるそうです。
ここ10年で減るどころか、
2倍以上の件数になっています。
どれだけ対策をしようが、
騙される人があとを絶たないのには、
本質的な原因があります。
それは、、、
「詐欺師が
被害者の感情を支配している」
ということです。
それは、3つのステップによって
構成されています。
1.恐怖を覚えさせる
詐欺師は
被害者の息子や孫になりすまし、
「借金を作ってしまった」
「事故を起こしてしまった」
と、被害者に伝えます。
ここで、被害者の感情は
恐怖に染まるわけです。
恐怖というのは、
人に強いストレスを与えます。
このストレスによって、
なんとしてでも解決したいという
欲求を同時に生み出し、
次の段階に進むんです。
2.具体的な行動案を提示する
「OO万円を口座に振り込んでほしい」
詐欺師は具体的に
こう伝えます。
被害者は
恐怖におびえているので、
行動案が提示されると
「こうすれば息子は助かる」と
信じ込みたい衝動に
駆られます。
3.緊急性で追い打ちをかける
最後に、
「xx日までに振り込まないとヤバい」と
伝えます。
たとえば期日が1日後だと、
もう四の五の言わずに
振り込むしかない…
緊急性というのは、
人を動かす強力な原動力に
なるんですね。
本能的に持っている感情
詐欺の手口はたくさんありますが、
どれも共通しているのは
「被害者の感情を支配すること」です。
オレオレ詐欺は
「息子が危ない」という恐怖
結婚詐欺は
「愛されたい」という承認欲求
金融詐欺は
「お金を儲けたい」という生存欲求
詐欺とセールス
どれも、
人が本能的に持っている感情を
巧みに操ることで、
被害者を騙しています。
そして、、、
詐欺とセールスは本質的に変わりません。
違いは邪悪であるかどうかです。
広告の父と呼ばれるオグルヴィも
“広告が邪悪になるのは
広告の父:オグルヴィ
邪悪なものを売っているときだけだ”
と語るとおり、
人に行動させるという点においては、
詐欺とセールスに違いはありません。
石鹸のCMは
「細菌がいっぱいだ」と恐怖を刺激し、
ファミリーカーのCMは
「家族を幸せにできます」と保護欲を刺激する。
「売れるセールス」は、
どれも人の感情に訴えかけるものですよね。
そして、
感情を刺激してから、
「この商品があなたの望みを叶えます」と
アピールして、
「申し込み期日はxx日まで」とすれば、
かなり強力なセールスになるでしょう。
今日お伝えした、
人の感情を支配する心理テクニック。
これは、
非常に危険なテクニックです。
ですが、
正しくセールスに応用することができれば、
強力な武器になりますし、
より多くのお客さんに
あなたの商品やサービスを知ってもらい、
満足してもえるチャンスにもなります。
もしあなたが、
この「人の感情に訴えかける」
強力な心理テクニックを
正しく使える人なら、、、
『現代広告の心理技術101』を
読んでみてください。
くれぐれも、
悪用は厳禁です。
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