From:エーライティング
タイムマネジメントの間違った思い込み
「時間を増やす?そんなの無理やん。だって誰もが1日24時間しかないんやし」きっとあなたもそう思ったのではないしょうか? でも、この有限の時間を”増やす”方法があります。確かに、厳密にいえば1日はやはり24時間です。
でも、これまで何をどう努力しても、まったく足りなかった時間、どれだけタイムマネジメント法を取り入れても一向に解決しなかった問題が、魔法のようにスーッと解消できてしまう方法があるとしたら・・・。この「思考」がある人とない人では、確実に自由になれる時間、成果や収入に大きな違いが生じるのではないでしょうか。
これまでの時間管理ではどうしても解決しなかった問題点を探りたいと思います。そう、従来の考え方には以外な落とし穴があります。
もしも、時間の使い方について、問題が解決していなかったら何よりの証拠です。あなたも間違った思い込みにはまっていませんか?
逆説1/忙しくなればなるほど悦に入る人々
毎日のように「あー忙しい、忙しい。この忙しさ、どうにかならないかな」と言っている人は、問題を間違って認識していることが多いようです。その人たちの問題は忙し過ぎることではなく、自分の状況をコントロールしていないことです。どんな仕事でも自分で生み出したものだからです。
だから、「とても忙しい」というストーリーを語り続けるのを自分に許している人は、もしかすると、”忙しい自分”がちょっと嬉しいのかもしれない。仕事が多いということは、それだけ重要な人物である証拠でもあるからです。でも、それでは問題は何も解決しないのです・・・。
逆説2/仕事ができる人ほど重要性より緊急性を優先してしまう
「仕事の先延ばし」と聞くと、普通は怠慢や無関心、熱意の不足だと感じてしまいますよね。でも、現代ではそれにまったく関係のない「先延ばし」が登場しています。それが「重要時の先延ばし」です。皮肉にもこれは、トップパフォーマーやがんばり屋さん、いい仕事をしようとする人々にこそ発生するようです。
その人たちにはやるべき仕事が多過ぎます。心は悲鳴を上げ、休息も不足しています。そして課せられた仕事量をこなせるかどうか確信が持てないまま、全速力で走り続けています。だから、一見”緊急”に見える事柄に注意を奪われて、その日の最も”重要”な仕事は先延ばしにされてしまいます。そして、いつまで経ってもそのループから抜け出せないという悪循環が発生します。
逆説3/とにかくスピーディにやればたくさん仕事ができるのか?
優秀であればあるほど、よりスピーディに働こうと心がけます。効率よくより多くの仕事が片づけようとし、そのために以前より進んだツールとテクノロジーも使っています。にも関わらず、仕事が減ることはない。むしろ、そうすればするほど仕事が増えていくように感じてしまう。メールを1通送るごとに2通返ってくるような気がする。仕事を1つ終えるたびに、その後ろにやるべきことが2つ隠されているように思える。
そうなんです、「スピード」だけでは、「もっと速く」「もっとたくさん」というプレッシャーがどんどん高まっていくだけなのです・・・。
逆説4/優先順位をつければ時間を上手に活用できる?
もちろん、物事に優先順位をつけるというのは重要なスキルです。でも残念なことに、優先順位をつけたからといって、時間が増えるわけではありません。だから、きっとこう感じていませんか?「優先順位をつけてやっているのに、いつになってもすべてが終わることはない」「仕事も家族との時間も趣味も大事なのに、全部をやるのは無理なのか・・・・・?」
仕事を優先すれば家族の時間が犠牲になり、家族の時間を優先すれば仕事が犠牲になります。だからこそ、優先順位をつければつけるほどフラストレーションが溜まるという逆転現象が起きてしまいます。
では、どうすればいいの!?
「時間をマルチプライ(増殖)できる人」についてお送りします。
ちょっと長くなってしまったので、この続きは次回にて(^_^)/
-A-Writing エーライティング
↓今回の記事とは別のお話ですが、こちらも忙しい社長さんにおすすめの本です。