成功できない人
こんな話を聞きました。
成功できない人とは・・・。
成功できない人は、新しい知識を得てから行動に移すまでのステップがやたらと長い。
友達の意見を聞いてみたり、他の人がどう言っているかを聞いたり。
いろいろな情報がないと行動ができない。
そうこうしている間に他の知識が入ってくる。
となると他にもやらなきゃいけない事が増えてくる。
そうやって時間だけが過ぎていく人。
成功する人
一方で、成功する人は、十分な情報がなくても、自分が「いい」と思ったことはスグに実行する。
そして、失敗したり、壁にぶつかったりしながら、新しいことを実践に移す。
実際、やってみると分かりますが、人ってやらないと理解できないゾーンがありますよね。
見たり聞いたりしただけでは、理解できない部分。
ある特定のゾーンは経験からしか学べないと思います。
そして、この経験から学べるゾーンこそが、成功できる人とできない人を分ける部分かと。
たとえば、スポーツの世界。
僕は小学生のころ、いじめにあったので、少林寺拳法を習いました。
子供ながら、強くなりたい一心で必死に励みました。
寒い冬も裸足で道着1枚、暑い夏も窓を開けただけの道場で、休まず練習しました。
おかげで全国大会にも出れるようになりました。
たとえば、この少林寺拳法を情報を聞いただけでは、決して全国大会には出れなかったでしょう。
完璧主義の罠
教わったこと、新しく得た知識を「きちんとやろう」という気持ちは“罠”です。
「きちんとやろう」という気持ちは、いい心構えにみえますが、実は逆だと僕は思います。
なぜなら、「完璧」という状態は“ない”からです。
どんな商品も、どんなサービスも、どんなマーケティングも、完璧という状態はないです。
世界中で使われているマイクロソフトだって、完璧じゃないから、アップデートが繰り返されます。
世界のトヨタだって改善、改善、改善の繰り返しです。
世界的な企業であるマイクロソフトやトヨタができないのに、なぜ自分がやろうとすると、完璧じゃないと行動できないのでしょうか?
へたくそでもいい。
ビジネスを加速させるのは今すぐの行動だ。
大胆に行動せよ。それが力を生む。エマーソン
