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判断基準はステータス
数年前、友人のペリー・ベルチャーがこのコンセプトについて説明してくれた。このコンセプトを理解した途端、あらゆる人との付き合いが変化した。
彼が言ったのは、「人があなたに近づいてくるか来ないかを決めるのはステータスだけだ」ということだ。まったくそのとおりだ。
ステータスはビジネスにおける魔法の言葉だ。誰かに機会を提供すると、その人の潜在意識はこの質問に答えを出そうと働き始めるーー「私がいま検討していることは、私のステータスを上げるだろうか、それとも下げるだろうか?」
ここでいうところのステータスとは、人があなたをどのように認識しているかではなく、あなたが自分自身をどう認識しているか、ということだ。あなたが認識しているかいないかに関わらず、人生において選択はすべて、ステータスを中心に展開してきた。
たとえば、あなたはどんな学校へ通っただろう?あなた(またはあなたの両親)は、それがあなたのステータスを上げると思ったからその学校を選んだ。
あなたはどんな人と付き合っただろう?どんな人と破局しただろう?どんな人と結婚しただろう?あなたは自分のステータスが上がると思ったから、その相手を選んだ。
あなたの子供はどんな学校へ行くだろう?あなたはどんな本を読むだろう?どんな車を運転するだろう?どんな車は運転しないだろう?
『エキスパート・シークレット』ラッセル・ブランソン より
潜在意識
そもそもステータスとは、社会的地位や身分を意味す流そうです。
つまり、自分の社会的地位を意識して、あらゆることを選択しているってことですよね?
なんか差別的な感じで嫌悪感がある・・・
ですが、ラッセルは「あなたが認識しているかいないかに関わらず、」と言っているので、人は皆そういった潜在意識があるようです。
やっぱり、人は感情に基づいて行動し、論理で正当化する生き物だ。
そのため、潜在意識に向けて広告メッセージを打った方が刺さりやすいということです。
例えば、「販売数No.1」とかよく見ますが、あればバンドワゴン効果と言って、多くの人が選んでいることに安心感や正しさを感じ、「勝ち馬に乗る」ように、その流れに便乗したくなる心理が働きます。
こういった潜在意識に向けた広告メッセージをきちんと活用することで、あなたの商品やサービスがもっと売れるようになるかもしれませんね。
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