チラシづくり
商売をされている方なら、一度はチラシを出されたことはありますよね?
イベントの案内や、キャンペーンの告知や、新商品の案内など。
たくさん集客したいし、たくさん売上を上げたいはず・・・
手を変え品を変え、角度を変えて、チラシ作りをされていますが、大切な“何か”を忘れている理容師さんがいました・・・・・
悲しいお知らせ
その理容師さんは、パソコンが得意で、ご自身が作られたチラシを「イイ感じでできたわ!」と僕に見せてくれました。
パソコンが得意なだけあって、綺麗に作られており、デザイン業の僕がいうのも何ですが、「便利な時代になったなぁ」なんて思いました。
それから、約2ヵ月経ってからチラシの結果をお聞きしたところ、「今のところ「惨敗」ですわ」と悲しいお知らせを聞いてしまいました(>_<)
めちゃ大事なペルソナ
惨敗は予想外でしたが(>_<)
効果がでなかったその理由は、“来て欲しいお客さんを絞っていなかったから”
そのチラシは、どなたでもウエルカム!ウチのお店は万能ですよ!っていうチラシ。
一見、それでよさそうですが、“万人向けのメリット”を“万人”に呼びかけると、“一人”には伝わりにくくなるのです。
たとえば、鼻水鼻づまりで大変なとき、ドラッグストアに行って、「どんな症状でも効く総合風邪薬」と「鼻水鼻づまりに効く専用風邪薬」が並んでいると、あなたはどちらを選びますか?
多くの方は後者を選びますよね。それと同じで、反応を得るためには、一人の方へ、一人のためのサービスを告知するとズバーン!と刺さる広告を作ることができます。
この手法を「ペルソナ」といいます。
「ターゲット」よりも具体的に設定します。
「的を絞ると他の人が来なくなるわ」なんて心配される経営者もいると思いますが、心配ご無用です。
なぜなら、一人に刺さる広告は、その人周辺の心も動かすからです。
反応するので、チラシにかけた費用もペイできます。
反応するので、集客が成功して売上があがります。
さらに集客を増やしたい時は、新しいペルソナを設定して別パターンの広告を作ればOK(#^.^#)
理容師さんだけでなく
理容店の店主は、たくさん集客したいがために、万人に向けて、万人受けのサービスを告知したことで悲しい結果となりましたが、
実はこの話、理容師さんに限らず、誰しもがやってしまうのです。
デザインナーのプロでも忘れがちです。
広告作りの前に、人手間かけて、ペルソナ作りはいかがですか(^_^)/
