新型コロナ
こんにちは。
自粛緩和がされて生活に賑わいが戻りつつありますね。
少し前のこんなニュースを覚えていますか?
マスクだけでなく、デマでトイレットパーパーまで品薄・・・
なんて騒動がありましたが、政府が「在庫は十分ある。冷静な行動を」と呼びかけていても、品薄状態が続く状況・・・
さらには供給に問題はないのに、今度は、
- 米が消えたり・・・
- 納豆が消えたり・・・
- その辺に落ちている石ころが高値で売りに出されたり・・・
「デマだ」という呼びかけも虚しく、その流れはだれにも止められませんでした・・・
それにしても、どうして人はこんなにも情報に左右されてしまうのでしょうか?
不安な心に、デマはスッと入り込んでくる
不安の渦中に放り込まれると、人はすこしでも早く「まず安心したい」と行動を開始します。
実際、デマだろうとなかろうと、”結果として” 買い占めが発生し、トイレットペーパーが消えた光景を私たちは目の当たりにしました。
これを社会心理学でいう「予言の自己成就」と言いますが、人の集団心理というのは本当に強力です。
実は、歴史を振り返ると、こういうことは何度もあります。
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ある外国の銀行で起きた話です。
「サブプライムローン問題で金融業者である銀行の資産が75%減った」
というニュースを聞いたお客さんが、「銀行が倒産するから全てお金を引き出さなきゃ」と勘違いして、お金を引き出しまくって、銀行のお金が無くなり、銀行が倒産しました。
この時、預金者もパニックを起こして、暴徒化まで起きたそうです。
でも…この銀行が実際倒産する可能性は低く、「倒産する」とは一言もニュースで報道されていませんでした・・・
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このように、人の“焦り”は、すぐに行動を起こす上で非常に強力な感情です。
それが集団で起きれば、今回のような騒動になってしまうわけですが、このような「不安」「焦り」という強力な感情を利用して稼いでいる人たちもいます。
それが詐欺師
彼らは人の心理的要素を探求し、相手が何者で、相手が何を欲しているのかを見抜き、相手に希望を売ります。
善悪はさておき、相手に「何が何でも欲しい」と思わせる大きなヒントとなるのが、詐欺師の信頼や説得のプロセスです。
これは正しく使えば、あなたのビジネスの成長に大きく貢献してくれる可能性を秘めています。
もしあなたも
- もっと多くの人に商品の魅力を知って欲しい
- 部下にもっと積極的に仕事して欲しい
- 信頼を得て、尊敬されたい
と思うなら、
詐欺師の心理ゲームを紐解く…詐欺師の究極の人の動かし方『The Confidence Game 信頼と説得の心理学』をご覧ください。






